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2000年11月13日、横浜市都筑区に、がんとリウマチの血管内治療クリニック、Clinica E.T.(Endovascular therapy 血管内治療の略)を開院し、4年が過ぎました。4年間に日本全国から1378名、海外から86名、計1464名の患者さんを治療しています。前身の奥野神経放射線クリニックから通算すると治療患者さんは2458名、治療件数は8606件にのぼります。

血管内治療は身体の負担を極力抑え最大の効果を得ることを目標としています。また、患者さんお一人お一人の症状や生活史を第一に考え、日帰りで行なわれる血管内治療を通して幅広い治療の選択が可能となり、まさしくオーダーメイドの医療を実践しています。

2003年11月からは、体外式集束超音波HIFU治療装置 ( High Intensity Focused Ultrasound )を中国重慶から導入しています。血管内治療により縮小したがん組織を一点に集めた超音波のエネルギーで熱凝固し完全壊死させる治療です。この2つの治療法により、身体を傷つける事なく切らずにがんを治すことが可能となりました。乳癌など多くの患者さんに外来治療として行なわれています。

 「他に治療が無い」と告げられた患者さんにも、希望のもてる治療を見い出す努力を惜しみません。できる限り日常生活の中で治療が進められるよう技術的な努力研究を続けています。患者さんの痛みを和らげるペインクリニックも2005年から開始いたします。Clinica E.T.はホテルの中にあります。遠方からの患者さんにも付き添いの家族の方々にもリラックスしてこれらの治療に臨んでいただけます。

経済不安、社会不安のなか、将来を見据えた確かな視点が試されている時代です。医療の世界においても同様です。国をこえ、多くの方々に望まれる医療とはなにかを常に考え、それをめざし厳しい自己変革、再生の努力、研究を続けて参りたいと考えております。皆様、よろしくご支援いただきます様御願いいたします。

2004年11月吉日 Clinica E.T. 院長 奥野哲治